友達には見られたくない文
東京住まいから離れて半年になる。
ほぼ毎日、少なくとも週に一度は会っていた友達とは会えなくなって、2週に一度の深夜テレフォンに変わった。
眠い目をこすりながら2時3時。気づくと5時なんて日常で、特別な夜になる。
話すことは起きたら大体忘れている。
でもいつもお互いの最近あったこと、行ったところ、考えていることや悩みに二人でうんうん言いながら話し合う。
その人専用の、その人にしか話せない話。
大切な友達。一緒にいろんなことを共有した。
その子が、泣いていた。そうだろうなと思った。同時に、側にいれないし側に行けないことが悔しかった。
私は、たぶん来年から東京にいない。
それはずっと前から決めていたことだし、揺るがない。けど、友達のことを想うと少し悲しい。迷わないけど、すぐに会いに行けない距離が当たり前になる未来。
だから、ある曲を友達に教えた。
ずっと前から思ってた、ある曲の話をした。この曲は発表当初から、私が東京を離れるときに友達に歌おうと思っていた。半年早いけど、もし友達が不安になったときのひとつの救いの手段になったらいいと思う。
— なまえ (@mizuwoippai) 2020年9月11日
どんなにすごい本や映画より色褪せない不滅の日々を重ねて歩きたいし、君の側にいられることが一番誇らしいし、私たちは遠く離れても変わらないよな?変わるはずがないよな?って本気で思ってる。
— なまえ (@mizuwoippai) 2020年9月11日
たった3年かもしれないけどたくさん一緒にいたね。
ご飯食べながら、ふと思い付いて夜の新宿に紛れた。遊びまくろうって言ったけど二人とも遊び方が分からなくって、ボールを打った。
居酒屋で報告会。ちゃんと聞いてくれた。いつも同じ気持ちになった。
話すと気持ちがすっきりするって言ってくれた言葉が嬉しかった。いつもいつも気を使ってしまうから、私は気づきたい。甘えたくない。ありがとうって伝えたいし、一緒に気を使いたい。
いつもありがとう。
一生友達でいてください。